2010年10月11日
◆食生活3-1 ミネラル
これから微量ミネラルについて、書いてゆきます。
“微量”と書きましたが、“微量”の反対語は“多量”というのだそうです。
多量ミネラル? ピンとこない言葉ですが。
次に、“ミネラル”という言葉ですが、“無機物”と辞書には記載されています。
無機物の反対語は有機物です。
有機物は有機化合物とも言いますが、広辞苑には、“生物に由来する炭素原子を含む物質の総称”と記載されています。
逆に言うと、生物は、基本的に有機化合物から構成されているのです。
筋肉しかり 皮膚しかり。
しかし、有機化合物の中に、微量に存在するミネラルが、不可欠なのです。
例えば、赤血球の主成分である赤色素(ヘモグロビン)です。
微量ミネラルである鉄が不可欠です。
赤色素(ヘモグロビン)は、巨大な有機化合物の、ポイントに鉄が埋め込まれています。
赤色素(ヘモグロビン)の第一の役割は酸素の運搬ですが、酸素は鉄と結合して、運搬されるのです。
山葵がないと刺身の旨さは半減しますが、そもそも、鉄なしには赤色素は用をなさないのです。
もうひとつ例を挙げます。
ビタミンB群の一つのビタミンB12です。
このビタミンB12は有機化合物として複雑な構造をしていますが、真ん中に1個、微量ミネラルが鎮座した構造をしているのです。
その微量ミネラルは、コバルトです。
複雑で巨大な有機化合物と少量のミネラルが協調して、絶妙な機能を発揮し、生命現象を営んでいるのです。
次回に続きます。
“微量”と書きましたが、“微量”の反対語は“多量”というのだそうです。
多量ミネラル? ピンとこない言葉ですが。
次に、“ミネラル”という言葉ですが、“無機物”と辞書には記載されています。
無機物の反対語は有機物です。
有機物は有機化合物とも言いますが、広辞苑には、“生物に由来する炭素原子を含む物質の総称”と記載されています。
逆に言うと、生物は、基本的に有機化合物から構成されているのです。
筋肉しかり 皮膚しかり。
しかし、有機化合物の中に、微量に存在するミネラルが、不可欠なのです。
例えば、赤血球の主成分である赤色素(ヘモグロビン)です。
微量ミネラルである鉄が不可欠です。
赤色素(ヘモグロビン)は、巨大な有機化合物の、ポイントに鉄が埋め込まれています。
赤色素(ヘモグロビン)の第一の役割は酸素の運搬ですが、酸素は鉄と結合して、運搬されるのです。
山葵がないと刺身の旨さは半減しますが、そもそも、鉄なしには赤色素は用をなさないのです。
もうひとつ例を挙げます。
ビタミンB群の一つのビタミンB12です。
このビタミンB12は有機化合物として複雑な構造をしていますが、真ん中に1個、微量ミネラルが鎮座した構造をしているのです。
その微量ミネラルは、コバルトです。
複雑で巨大な有機化合物と少量のミネラルが協調して、絶妙な機能を発揮し、生命現象を営んでいるのです。
次回に続きます。
Posted by 杉謙一 at 07:12│Comments(0)
│養生