2011年03月21日
◆食生活3-23 ミネラル
血液中のカルシウム濃度上昇する →副甲状腺ホルモンが低下する
→尿へのカルシウムの排泄が増加する、同時に骨からのカルシウム動員を減らす
→血液中のカルシウム濃度が低下する →副甲状腺ホルモンが上昇する
→血液へのカルシウムの再吸収が増加する、同時に骨からのカルシウム動員を増やす
→血液中のカルシウム濃度が上昇する→副甲状腺ホルモンが低下する
こうして 血液中のカルシム濃度は、一定の幅に調節されています。
一定の幅は、8.5mg/dl から 10.2mg/dl の幅でとても精緻なものです。
こうした動き、即ち「上がれば下げる 下がれば上がるという 不断の」動き
この方法はで、さまざまな 事象を一定の幅に収める仕組みは生命現象を維持する もっとも 基本的な仕組みです。
気温が上がれば、汗が出て、熱を奪い 体温の上昇を食い止める 他方、気温が低下すると 震えが生じ、熱を産生して 体温の低下を食い止める こうした体温維持も同様の仕組みなのです。
更に、腎臓では ビタミンDを活性化するという作業も遂行されています。
ビタミンDが腸でのカルシウム吸収を、活発にしているのは、既に書きました。
こうして、骨、腸管、腎臓などの臓器が、相互に連動し、血液中のカルシウム濃度を、狭い範囲に維持するのですが、その調節をしているのが、副甲状腺ホルモンとビタミンDなのです。
ヒトは、5種類の多量ミネラル(カリウム ナトリウム カルシウム マグネシウム リン)を 必要とし、9種類以上の微量ミネラルを必要とすると言われますが、その一つ、一つが、カルシウムで概観したような、複雑な仕組みで精緻に調整されているのだと考えると、改めて 生命現象の奇跡に驚くのです。
食生活ミネラルは終了します。
次回から 「サプリ考」を開始する予定です。
→尿へのカルシウムの排泄が増加する、同時に骨からのカルシウム動員を減らす
→血液中のカルシウム濃度が低下する →副甲状腺ホルモンが上昇する
→血液へのカルシウムの再吸収が増加する、同時に骨からのカルシウム動員を増やす
→血液中のカルシウム濃度が上昇する→副甲状腺ホルモンが低下する
こうして 血液中のカルシム濃度は、一定の幅に調節されています。
一定の幅は、8.5mg/dl から 10.2mg/dl の幅でとても精緻なものです。
こうした動き、即ち「上がれば下げる 下がれば上がるという 不断の」動き
この方法はで、さまざまな 事象を一定の幅に収める仕組みは生命現象を維持する もっとも 基本的な仕組みです。
気温が上がれば、汗が出て、熱を奪い 体温の上昇を食い止める 他方、気温が低下すると 震えが生じ、熱を産生して 体温の低下を食い止める こうした体温維持も同様の仕組みなのです。
更に、腎臓では ビタミンDを活性化するという作業も遂行されています。
ビタミンDが腸でのカルシウム吸収を、活発にしているのは、既に書きました。
こうして、骨、腸管、腎臓などの臓器が、相互に連動し、血液中のカルシウム濃度を、狭い範囲に維持するのですが、その調節をしているのが、副甲状腺ホルモンとビタミンDなのです。
ヒトは、5種類の多量ミネラル(カリウム ナトリウム カルシウム マグネシウム リン)を 必要とし、9種類以上の微量ミネラルを必要とすると言われますが、その一つ、一つが、カルシウムで概観したような、複雑な仕組みで精緻に調整されているのだと考えると、改めて 生命現象の奇跡に驚くのです。
食生活ミネラルは終了します。
次回から 「サプリ考」を開始する予定です。
Posted by 杉謙一 at 07:07│Comments(0)
│養生