医療の現在 食事療法あれこれ 6

杉謙一

2009年11月18日 07:07

充分な空腹感を感じていたので早速、箸を取ります。
チャンポンは野菜、豚肉、甲殻類などが、表面を覆っています。特に野菜は盛りだくさんです。しばし、ダシの効いたスープの沁み込んだ沢山の野菜や所々にある、肉、甲殻類を味わいます。時にスープも飲みます。
少し、空腹感が癒されると、また「博多あれこれ」のダイエットのことが浮かんできます。勿論 箸を動かしながら。
盛りだくさんの具が、減ってくると、チャンポン緬が姿を現します。やはりチャンポンの主役と呼ぶに相応しいと独言つ、私。
この緬を一切 食べないと 件のダイエットに近づくのだが。
「俺には、炭水化物 ゼロの と言う食事療法の方が辛いな。全体の量を少なくというエンルギー制限の食事療法の方が、まだできそうだ。」と心中で呟きます。
“私のダイエット法”を書いた女性クリエーターは、これを長期に続けているのではないようです。2-3週間 続けて、急速な体重減少、身体が吹き締まることを確認した後、いつもの食事に戻し、またブヨブヨかと感じた時は、数日し実行する とか、適当に利用しているとのことです。
これだと 多分 安全なのでしょう。

医療機関で絶食療法というのもおこなわれることがあるそうですが、安全管理のため、詳細な手順と、それをする意義についてのカウンセリングが 必須のようです。
女性クリエーターは、自分な感覚で、危険を避けているのでしょう。

具と緬を交互に口に入れて、両方を一緒に味わうと、満足感があります。時にスープを啜ります。至福の時です。
チャンポンを食べることも終盤に入ってきました。

再び、考えが渦巻いてきます。
旨いものを心ゆくまで喰らう、ヒトの欲求が実現されている姿です。
この自然な、姿で、留まれない ややこしさ。
ある場合は、病気に対する食事療法 ある場合はダイエット ある場合は健康への渇望
いずれにしても、旨いものを心ゆくまで喰らうという世界から、ヒトは迷い出すのです。

関連記事