2011年02月11日
◆食生活3-17 ミネラル
「オリゴでしっかりカルシウム」は、“骨の健康書が気になる方の食品”という表示が認められています。
アスパラカルシウムのように「下記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給・・」という表示ではありませんが。
トクホは、病気を治療する薬ではなく、あくまで食品なのです。
他のトクホの表示も見てみましょう。
例えば、「血糖値が気になり始めた方の食品」というトクホ表示の食品もあります。
豆鼓エキスが一例です。
健診で「糖尿病の気があります」などの、曖昧な説明を受け、病院は苦手だけど、やはり気になるという宙ぶらりんの心境の方には、心引かれる フレーズかもしれません。
他方、例えば、「血圧が高めの方に適する食品」というトクホ表示の食品もあります。
アミールSが一例です。
「糖尿病」、「血糖が気になり始める」、「高血圧」、「血圧が高め」
頭が混乱してきます。
薬が認可を受けるまでには、膨大なデータを蓄積し、二重三重に吟味されることは言うまでもありません。
「臨床試験」と呼ばれています。
有用かどうか、例えば、血圧の薬が、本当に血圧を下げるのかどうかが吟味されると同時に、副作用の有無が厳しく吟味されます。
この膨大なデータの精髄が、薬剤の添付文書に集約されているのです。
ひとたび 医薬品ということになると、人命に関わるので、当然のことです。
ではトクホの場合はどうでしょうか。
あくまで、食品ですが、一定の効能を表示している以上、一定のデータの提出を求められます。
その食品を食べた時、血糖は? 血圧は?
一定の効果があることは 示さないとトクホとして認可されません。
安全性については、既に食品としての使用経験があるので、薬ほど神経を尖らすことはないのです。
でも、紛らわしいのも事実です。
例えば、糖尿病の人が「豆鼓エキス」を愛用するのをどう考えるか。
次回に続きます。
アスパラカルシウムのように「下記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給・・」という表示ではありませんが。
トクホは、病気を治療する薬ではなく、あくまで食品なのです。
他のトクホの表示も見てみましょう。
例えば、「血糖値が気になり始めた方の食品」というトクホ表示の食品もあります。
豆鼓エキスが一例です。
健診で「糖尿病の気があります」などの、曖昧な説明を受け、病院は苦手だけど、やはり気になるという宙ぶらりんの心境の方には、心引かれる フレーズかもしれません。
他方、例えば、「血圧が高めの方に適する食品」というトクホ表示の食品もあります。
アミールSが一例です。
「糖尿病」、「血糖が気になり始める」、「高血圧」、「血圧が高め」
頭が混乱してきます。
薬が認可を受けるまでには、膨大なデータを蓄積し、二重三重に吟味されることは言うまでもありません。
「臨床試験」と呼ばれています。
有用かどうか、例えば、血圧の薬が、本当に血圧を下げるのかどうかが吟味されると同時に、副作用の有無が厳しく吟味されます。
この膨大なデータの精髄が、薬剤の添付文書に集約されているのです。
ひとたび 医薬品ということになると、人命に関わるので、当然のことです。
ではトクホの場合はどうでしょうか。
あくまで、食品ですが、一定の効能を表示している以上、一定のデータの提出を求められます。
その食品を食べた時、血糖は? 血圧は?
一定の効果があることは 示さないとトクホとして認可されません。
安全性については、既に食品としての使用経験があるので、薬ほど神経を尖らすことはないのです。
でも、紛らわしいのも事実です。
例えば、糖尿病の人が「豆鼓エキス」を愛用するのをどう考えるか。
次回に続きます。
Posted by 杉謙一 at 16:35│Comments(0)
│養生